フェースの向き
クラブフィッティングをしていて、
とても多い事例を。
それはアドレス時のフェース向きと手元の位置。
フェースを開いて構えていらっしゃる方が何と多いことか。
しかも、ショートアイアンなのにハンドレート(ハンドファストの反対)に近いアドレス。
球が捕まらん‼︎
どうしてもスライスしてしまう‼︎
シャフトが合ってない?
このヘッドは上級者向け?
いいえ。
アドレスの時からフェースを開いているから当然球が捕まらないのです。
詳しくご説明します。
リーディングエッジを飛球線と垂直にセットすると、フェースは少し右を向いた事になります。
何故か?
あの阪田哲男さんは
この画像の様に実際にフェース面とリーディングエッジの向きが異なっていると説明しています。
もう一つ確実に言えることがあります。
インパクト時点ではシャフトはトウダウンをします。
当然、そのシャフトのトウダウンによってライ角はフラットになります。
だから、アドレスの時よりインパクト時の方がフェースが開いてしまうのです。
アップライトに構えたアドレス時は少し左を向いたフェースが実際のインパクトではスクエアになる。
これは藤田プロのアドレス時のワンシーン
ちょっと見える右足の向きに対してフェースが閉じている様に見えませんか?
これがスクエアなんだと思います。
でもこれには条件があります。
それはスコアラインの付け方。
そのクラブはスコアラインがライ角の基準となっているか?
スコアラインとソールが合っているか?
(良い悪いではありません。)
ボールが捕まらない方、是非お試しを。
草場
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