温度の変化に伴うシャフト硬度について
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フィッティング
前回、厚着と薄着でのヘッドスピードの変化をレポートしましたが、気温の変化に伴ってシャフト自体はどう変化するのか。
寒くなるとシャフト自体のパフォーマンスはどうなるのか。
例によって簡単なテストを実施します。
全く同じグリップ、シャフト、ヘッド、総重量、バランス、長さ、振動数のドライバーを2本用意。
あらかじめスペックを記録します。
総重量 | バランス | 長さ | 振動数 | |
室外保管 | 305.0 | C8.50 | 45.5 | 258 |
室内保管 | 305.7 | C8.75 | 45.5 | 259 |
一本は外気に5時間さらしておきます。
もう一本は室内に置いておきます。
↓
↓
↓
5時間経過後。
さて、もう一度スペックを測りました。室温は22度、気温は9度でした。
総重量、バランス、長さ、振動数の全てに変化はありませんでした。
振動数に変化がみられるかと予想もありましたが、13度程度の温度差ではクラブに変化はおこりませんでした。
しかし、確かに寒い日はシャフトが硬く感じられると思いますが、それは人間の方の変化が大きいからだと言えそうです。(厚着もそれに手伝って)
クラブを使う人間の変化によって、人間はクラブが変化したように感じ、その変化したようなクラブに合わせてスイングしてしまうのが、また人間です。
それも無意識にです。
これでは良いスコアは望めないのではないでしょうか。
いろいろな条件で人間は変化しますが、その都度、スイングを変えていてはゴルフが複雑すぎます。
人間の変化にクラブを合わせるべきです。
これがシンプルで、反復性の高いスイング、ストロークをするうえで非常に有効です。
今回のテストには気温差が小さかったので、さらに気温差のある条件でテストします。
乞うご期待。
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