コンセントレーション
フライングシープです。日本オープン終了しましたが松山選手はアメリカツアーでもトップ20に入る底力を見せてくれ、見事に優勝しました。
もちろん池田選手も頑張り最終日は見応えのあるバトルが続き、いい意味で緊張感のある試合でした。
そんな中でちょっと気になった終盤、18番ホールでの花火(?)か何かの音でしたが、それに動じる選手は見当たらず、むしろ笑顔で対応していたり、流石はプロという感じでした。
その試合を見て、久しぶりに昨日はラウンドをしてきました。と言ってもJIPGAというインストラクター協会のコンペでしたので、普段のラウンドとは違い公式戦的な要素があり、いい加減なプレーはできないぞという気持ちで挑みました。
しかし、最近はあまり練習もできていず、前日の100球程度の練習で腰痛を発症して片足を引きずるような状況でのラウンドでした…
実はその会場が千葉県にあるゴルフ場なんですが、成田空港から近く離着陸の飛行機の経路に当たっているようで、頭上をかなりの頻度で機影が通過していきます。
空港が近いので高度も低く、会話もできないほどの爆音や機体の影が自分たちにかかることもしばしばありました。
特にグリーン上ではとても気になります…でもそんな中でまったく影響されず、平然とプレーをしている方が同伴者の中にいらっしゃいました。
平気なんですか?とプレー後に尋ねると「何がですか?」とまったく気に留めていなかったようで、僕が飛行機の音とか影ですが…と続けると、
にっこり笑いながら「いいえ」と答えてくれました。そして「正確には気になるけど、気にならないんです(笑)」と続けました。
ん?どっちなんだろう?そう思っていると、「以前は私は同伴競技者の会話やクラブ同士の発する音なども気になるくらい神経質でした。
だから飛行機が頭上を行き交うようなゴルフ場では絶対にプレーしませんでした(笑)でもですね、プレーをしている自分を外から客観的に見るようになって変わったんですよ」と。
「自分が見られているという状況を外から見る感覚なんですが、そうすると一々雑音に反応している自分が情けなく見えて…だからテレビに映っている自分を頭に描いてプレーをすると格好悪いプレーはしたくないと思うので、不思議と周囲の雑音が気にならなくなったんですよ」
それからシングル入りして今は一桁のハンディキャップになっているという。
翻って自分は?やっぱり気になるし、飛行機が来ればやり過ごしてからショットを打つ。ティーイング・グラウンドで待たされると途端にリズムを崩す…やっぱりもっとメンタルな部分も鍛えなくてはと改めて思った。
コンペなどに参加るすとい実に色々なプレーヤーがいて、日常の世界では知り合えるはずのない方とご縁ができたり、何て素晴らしいスポーツなんだろうと思う。早く腰痛を治し、もっとゴルフに励まなくては〜秋晴れのゴルフ場で改めて思ったのでした。
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