HAND IN CAP : ハンディキャップ
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新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い申し上げます。
東京のお正月はなぜかいつも天気が良いのです。
人口が少なくなったかような静かな東京は一年の内で一番良いと思います。
家でゆっくりとスコットランドのゴルフについて調べていたら、
ハンディキャップという言葉の語源がとても面白いのでご紹介します。
元々は
Hand in cap : 帽子の中に手を入れる
だった様です。
ラウンドが終わりクラブハウスやBarでスコッチウイスキー片手に今日のプレーの話しやビジネスの話題で花が咲きます。ここではあくまでも『割り勘』だそうです。
そのとき誰かが自分のキャップ(帽子)を差し出して均等割分の勘定を皆に間違いがないことが見えるようにそれぞれ『ハンドイン(手で入れる)』してもらいます。
当時のゴルフは通常は賭けてやっていたようです。
敗者は『掛け金』も払って更に割り勘では一見酷な感じもしますが、それでも『割り勘』なのは、
相手に対する『敬意(対等に見る)』でもあったようです。
「ぼくはとても強いから、君は本当にかわいそうだ。奢(おご)ってやろうか。」
「ばかにするな。自分の分ぐらい自分で払う。それに、次はきっとやっつけてやる。」
という感じだと思います。
英国紳士達はみんな誇りがありました。
勝者も敗者も差別なく均等割負担であることを『ハンド・イン・キャップ』、
リエゾン(連音)して『ハンディキャップ』となったようです。
要するに正々堂々と戦い、試合が終われば勝者も敗者も差別をしないということが
『ハンディキャップ』方式。
ですが、
辞典でハンディキャップを調べると
スポーツ競技等で技量差のある者同士の均等をはかるために、
強者につける不利な条件。
または
弱者に与える有利な持ち点。
とあります。
Hand in capの精神とは逆? どう解釈すれば?
大量に呑む人もいれば、ちょっとしか呑まない人もいる。
それを均等支払いとは如何なものか・・・となったのではないでしょうか?
俺は、おまえより、ガブガブ呑むから、これぐらい出そう。
私は、あいつより呑まないから、この程度。
呑む前に自己申告で前金を差し出す事になったのでは。
そのお金の入れ場所として誰かがCAP(帽子)を逆さまにして置いた。
その帽子にお金を握った手を突っ込む。
こういう事だったのかなと。。。
今年最初の 「へぇ~」 でした。
草場
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