地面反力
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以前より唱えられていた地面反力、ゴルフ雑誌
で今年の3月よりDr.クォンの反力打法という形で
連載されています。
道具の進化によってスイング理論が変化する、と
いう話をした事がありますが、現在の道具は軽くて
硬くて長いシャフト、スイートスポットの広い大き
なヘッド、飛んで止まるボールです。
これには、「反力打法」のように「地面に強い力を
加えることで跳ね返ってくるエネルギーを回転力と
腕を振る力に変えることにより、筋力の何倍もの力
を生み出す」と言う理論が私はベストだと思います。
身体が大きな人が打つボールが飛ぶのは物理的に
しょうがない事ですが、最近のジュニアゴルファー
や今活躍してるジャスティン・トーマスの様に
見た目は日本人と変わらない体型の人が筋力の何倍
もの力を今の道具に伝えて誰よりも遠くに飛ばして
います。
これは皆「地面反力」で打っています。
ジャスティン・トーマス選手は、全米プロでも
身体が大きくなってさらに飛ぶようになった
松山選手より明らかに飛んでました。
そして、このパワーの出し方は下半身から伝えて
いくので、上体の力が抜けるほどパワーが道具に
伝わりやすいと思います。
ですから、飛ばしたい時ほど上体の力を抜くので
実戦的でプレッシャーがかかった時ほど良いスイング
になると思います。
ただ、この力を最大限に発揮するための前提や
ポイントが沢山あります。
またそんなところを少しずつお伝えしていきます。
二階堂